かっこいい写真を撮りたいと思うことはありませんか?「いつもとは少し違う雰囲気で撮ってみたい」「かっこよくキメてみたい」という方必見!光の向きや構図、撮影時のポーズや写真の加工まで、簡単にかっこよくなるコツを紹介します。
かっこいい写真を撮る時の光の向き
ここでは、かっこいい写真を撮る時に押さえたい光の向きについて紹介します。被写体に光をどのように当てるかが、撮影の重要なポイントです。光の向きを使い分けることで、様々なシーンで応用ができます。ぜひチェックしてみてください。
順光で爽やかな印象に
順光とは、被写体に対して正面から当たる光のことです。順光で撮影することで被写体全体に光が当たり、爽やかで誠実そうな印象を引き出します。光が強くてしかめっ面になったり目を細めてしまったりするともったいないので、光の当たる向きや明るさなどは注意が必要です。
逆光で被写体の線を強調
作品タイトル:雲海×フレア
撮影ユーザー:みさと
作品URL:https://camecon.me/contest/6VoTxHXIOae0W5wYlqTN/photo/FilqTKmFqP97vnXpqWem
逆光とは、被写体に対して背面から当たる光のことです。逆光で撮影することで被写体のシルエットが浮かび、線が強調され力強さを感じます。カメラに対して横を向いたり自然なポーズを取ったりすると凹凸が出て、より印象的な仕上がりになるでしょう。
半分だけ光を当ててクールな印象
作品タイトル:光と影
撮影ユーザー:So
作品URL:https://camecon.me/contest/6VoTxHXIOae0W5wYlqTN/photo/6ldK0P0LhHXMZYJo8I3T
光を半分だけ当てると光と影の部分ができて、クールな印象になります。日陰になっている場所から顔半分だけ日向に出てみたり、太陽の光と体の影が両方映るようにしたりと、表現は様々です。一枚の写真に光と影があることでメリハリが生まれ、シャープな仕上がりになるでしょう。
かっこいい写真の構図
ここでは、人物をかっこよく映すための構図を紹介します。画面のどこに被写体を配置するかで、写真の雰囲気が変わります。知っていればすぐに使えるテクニックなので、ぜひマスターしてみましょう。
日の丸構図で被写体を強調
作品タイトル:横顔
撮影ユーザー:梅雨
作品URL:https://camecon.me/contest/kWOiEAWbms3b4OfvNTcr/photo/IbjujlyyOQ9H2yUbVP86
日の丸構図とは、被写体が写真の中央になるよう配置する構図です。視線が自然と中央へ集まり、インパクトのあるかっこいい仕上がりになります。ISO感度を下げて背景をぼかすと、より被写体を強調できますね。
三分割構図で被写体に目線を集め
作品タイトル:待ち合わせ
撮影ユーザー:TAKECHiKO
作品URL:https://camecon.me/contest/kWOiEAWbms3b4OfvNTcr/photo/8UCIJfnXLjm9gPFptyKC
三分割構図とは、画面を縦横それぞれ三分割にした線上や、クロスする点に被写体を置く構図です。この構図を使うことで周囲に余白ができ、被写体に目線を集められます。写真全体のバランスが整い安定感が生まれ、被写体がぐっと引き立ちます。
かっこいい写真を撮る時のポーズ
ここでは、かっこいいポーズを紹介します。あまり意識しなくても自然とできるポーズばかりなので、慣れていない方にもおすすめです。
ポーズひとつでガラリと印象が変わるので、いろいろと試してみるといいですね。
髪の毛をかき上げる
作品タイトル:海と美人
撮影ユーザー:syota.i
作品URL:https://camecon.me/contest/6VoTxHXIOae0W5wYlqTN/photo/Nipr44ULQfbmUhTZYvCl
髪の毛をかき上げるポーズは、男女問わず魅力的に映ります。腕の角度や視線、撮影時のアングルなどさまざまなバリエーションで試すと、雰囲気も変わるでしょう。
風のあるシチュエーションで、かき上げた髪の毛を後ろになびかせることで、躍動感が生まれてさらにかっこいい仕上がりになります。
ポケットに手を入れる
作品タイトル:どこにいても俺は俺だ
撮影ユーザー:Takafumi
作品URL:https://camecon.me/contest/6VoTxHXIOae0W5wYlqTN/photo/kC5eeMIO2IM75sfVS922
手のポジションに困ったらポケットに入れてみましょう。自然とずっしり構えたような姿勢になり、クールな印象を受けます。ポケットに手を入れたまま後ろを振り向いてみたり、片足を前に出してみたりして、様々なパターンを楽しむのもいいですね。
遠くへジャンプ
遠くへジャンプして、足を前後に大きく広げてみましょう。ポイントは、「遠くへジャンプ」を意識することです。上にジャンプするのもいいですが、かっこよさよりも楽しそうな印象を受けます。被写体よりも低い位置から撮影すると躍動感が出て、かっこいい一枚が出来上がります。
岩から岩へ飛び越えたり、川を挟んでジャンプしたりといろいろと試してみるといいですね。
あえて視線を外す
作品タイトル:オールドレンズに載せた思い
撮影ユーザー:広島大好きクラブ
作品URL:https://camecon.me/contest/6VoTxHXIOae0W5wYlqTN/photo/J38FynStsl2Os60O9Bgx
あえて視線を外すことで、自然な雰囲気に仕上がります。かっこよく撮りたいけど、あまり慣れていないという方や、ポーズをキメすぎるのは苦手という方にぴったりです。離れた場所をじっと見つめることで自然と目線が上がり、凛々しさを表現できます。
かっこいい写真に仕上げる加工テクニック
ここでは、撮った写真を加工してかっこよく仕上げるテクニックを紹介します。色味を調整するだけで、同じ写真でも違う写真のように見えることもあるので、丁寧に加工していきましょう。
彩度を下げてクールな仕上がり
写真全体の彩度を下げることでクールな仕上がりになります。色味を抑えてシャドウを上げると、シンプルながらも力強さを演出できます。逆に、色味を強く出すとポップで華やかな印象になるので、好みに合わせて調整するといいですね。
モノクロで印象的な仕上がり
モノクロにすることで光と影の部分が強調され、印象的な仕上がりになります。明暗がはっきりするので、シャープでかっこいい一枚になるでしょう。ハイライト(最も明るい部分)とブラックポイント(最も暗い部分)両方を少しずつ上げると明暗差が大きくなっていくので、インパクトを出したい時におすすめです。
まとめ
今回は、かっこいい写真を撮るためのコツを紹介しました。「かっこいい」のイメージは人それぞれです。光の向きや構図、撮影時のポーズや写真の加工など、少し調整するだけでガラッと雰囲気が変わります。ぜひお好みの「かっこいい」を求めて、撮影してみてください。