平成にブームを巻き起こしたインスタントカメラが、いま再び話題になっていることをご存知でしょうか?細かい設定も不要で、誰でも簡単にオシャレな写真が撮影できるのが魅力です。この記事では、インスタントカメラの機能や選び方についてご紹介します。
インスタントカメラってどんなカメラ?
インスタントカメラが10代~20代の女性の間で流行したのは、1990年代。現像される写真は白い枠がついていて、レトロな色合いも魅力です。ここからは、インスタントカメラの特徴や、使い方についてご紹介します。
インスタントカメラは撮ったその場で現像ができる
インスタントカメラの特徴のひとつが、撮った写真をその場ですぐに現像(プリント)できること。「ポラロイド」や「チェキ」といったインスタントカメラが発売されており、結婚式やパーティなどで使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
また、レトロな写真が撮れるカメラといえば「写ルンです」が有名です。インスタントカメラとよく似ていますが、カメラにフィルムを内蔵していることから、「レンズ付きフィルム」と呼ばれます。このタイプのカメラは、写真屋さんなどへ行って現像する必要があります。
インスタントカメラの使い方はとても簡単
インスタントカメラの使い方はフィルムを入れて、シャッターボタンを押すだけ。撮影すると、カメラ本体からフレームのついたフィルムが一枚出てきます。 しばらく待つと、撮影した写真が浮かんできます。
インスタントカメラの選び方
ここからは、インスタントカメラの選び方についてご紹介します。現在はさまざまな便利な機能が搭載された機種や、見た目にこだわったかわいいデザインの機種などが登場しているので、用途に合わせたカメラを選ぶことが大切です!
機能性で選ぶ
- データ化に対応している機種
撮影した写真をプリントするだけでなく、SNSに投稿するために撮影データが欲しいという方も多いのではないでしょうか。初期のインスタントカメラは現像のみの機能でしたが、最新のインスタントカメラはSDカードにデータを保存できる機種も増えています。アナログとデジタル、どちらの良さも兼ね備えているインスタントカメラは、まさに今の時代にぴったりです!
- 現像前に写真の確認ができる機種
「液晶画面付き」のインスタントカメラは、現像する前にどのように撮れたかを確認して、現像したい写真を選ぶことができます。また、機種によっては液晶画面で撮った写真を加工したり、明るさを調整できるものも。現像してみたら失敗していた、というケースを防げるので、フィルムの節約効果もあります。
大きさ、デザインで選ぶ
チェキといえば思い浮かぶのが、丸みを帯びた可愛らしいフォルムと、ナチュラルカラーのポップなデザイン。自分好みのカラーを選べるのが嬉しいですよね。
「ポップすぎるデザインは避けたい...。」という方も、レトロなフィルムカメラのようなクラシカルなデザインの機種や、デジタルカメラのような現代的なデザインの機種も登場しています。
持ち運びのしやすさや、好みのデザインのもの選ぶと使うたびにテンションも上がります!
フィルムサイズで選ぶ
インスタントカメラは、機種によってフィルムのサイズが異なります。このサイズは固定で、あとから変更することはできません。撮影したい写真の大きさに合わせて選ぶようにしましょう。
たとえば、定番の「チェキ instax mini」であれば、フィルムサイズは86×54mmと名刺くらいの大きさです。このほか正方形サイズや、集合写真に便利な広画角サイズのものもあります。
また、ポラロイドのフィルムサイズは108×88mmと、比較的大きいことが特徴です。フィルムの中に写真がプリントされる範囲も大きいので、部屋に飾りたい方にはポラロイドのフィルムがおすすめです。
おすすめの機種2選
ここからは、おすすめのインスタントカメラをご紹介します。
チェキ INSTAX mini 12
シャッタースピードやフラッシュ光量を自動で設定してくれるので、被写体をしっかり撮影できます。また、クローズアップモードを使うと30~50cmの接写にも対応。セルフィーモードでは、自撮り用のミラーを確認しながら撮影もできます。
ライカ LEICA SOFORT
世界中で愛される老舗ブランドの「ライカ」が発売したインスタントカメラ。シンプルで高級感あふれるデザインも魅力です。30~60mの接写モードから、被写体から3m以上離れた遠景モードまで、幅広いシーンに対応。「二重露光モード」は、シャッターを2回切ると1枚目と2枚目の映像が重なった写真が撮れるユニークな構図。
まとめ
インスタントカメラのアナログならではの粗さや独特の色合いには、一眼レフカメラなどの繊細な描写とは違う良さがあります。プリントしてキーホルダーやスマホケースに入れて楽しんだり、スマホに転送してSNSにアップしたり、撮った写真の使い方も楽しんでみましょう!