カメラが趣味で日頃から写真を撮っている方の中には、自分で撮った写真をいつか販売してみたいと思われている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
この記事では、写真を販売する方法やメリット・デメリット、販売するためのコツ、そして、写真販売ができるおすすめのサイトをご紹介します。写真販売に興味がある方は、ぜひ参考にしてください。
写真を販売する方法
写真を販売する方法として、大きく分けて2つの方法があります。
写真を素材として販売
1つ目は、さまざまな用途に合わせて使用できる素材として販売する方法です。
素材として販売するパターンでも、支払いをして購入するタイプのものと無料でダウンロードするタイプのものがあります。サイトを訪れた人が写真を購入したりダウンロードしたりすると販売者に報酬が入ります。
写真をグッズ化し販売
もう1つは、写真をプリントしてオリジナルグッズとして販売する方法です。
そうすることで、クッションやTシャツ、マグカップ、カレンダーなどさまざまな種類のグッズが作成できます。自分でネットショップを開いて販売したり、グッズ作成から販売までを行うサイトを利用したりして販売します。
写真を販売するメリット・デメリット
ここからは、写真を販売するメリット・デメリットをご紹介します。
メリット
メリットとして、「誰でも気軽に始められる」「一度登録するだけで長い間稼げる」ということが挙げられます。
誰でも気軽に始められる
現在、スマホ普及率も高く、スマホでも高画質な写真が撮れるため、誰でも気軽に簡単に写真販売が始められます。プロが撮った写真や一眼レフなどで撮った高画質な写真の需要もありますが、アマチュアが撮った何気ない日常写真や風景写真などの需要もあり、プロアマ問わず始められます。
一度登録すると長く稼げる
写真販売では一度写真を登録するだけで、あとは特に何もしなくても販売が続けられます。人気のある写真を生み出せれば、継続的に収入が得られるでしょう。
デメリット
デメリットとして、「報酬が安い」「競合相手が多い」が挙げられます。
単価が安い
写真販売は誰でも気軽に始められますが、写真の単価が1枚数円〜10円程度と安い点はデメリットと言えるでしょう。購入者に人気があるジャンルの写真を複数登録して販売しなければ、まとまった収入は得られないかもしれません。
競合相手が多い
写真の販売サイトには世界中から写真の登録がされているため、競合相手が多いです。登録されている数多くの写真から、自分が登録した写真を選んでもらわなければなりません。需要のあるジャンルに絞って写真を登録するなどの対策が必要です。
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写真を販売するためのコツ
写真をうまく販売するにはどのようにしたら良いのでしょうか?実は、写真をうまく販売するためのコツがあります。
写真撮影の基本を押さえる
写真撮影の基本を押さえましょう。販売サイトによっては登録時に審査があり、クオリティが低いものや画質が粗いものは落とされることがあります。写真撮影の基本を押さえることで一定のクオリティが保たれ、選ばれやすい写真が撮れます。
構図をしっかり考えた上で撮影すると、それだけでワンランク上の写真が撮影できるのでおすすめです。
また、写真を撮ったものをそのまま掲載するのではなく、加工してより綺麗な写真に整えてから掲載すると良いです。
需要がある写真を販売する
需要がある写真は売れやすいため、需要が高いジャンルの写真を販売するのもコツのひとつです。
人物写真や季節に関する写真、トレンドの写真は人気があります。あらかじめその季節や人物に合った写真を準備しておくと、競合も少なく購入されやすくなるでしょう。
複数のパターンを撮影する
写真を購入する目的として、webサイトや広告、チラシなどさまざまなものに利用するということが挙げられます。同じ被写体でも、複数の構図や角度を変えるなど異なるパターンの写真を撮影することで、利用しやすくなり購入される機会も増えます。
タグ付けをする
写真にタグをつけることで、購入されやすい機会を作ることができます。写真を探している人が検索しそうなキーワードを付けたり、売れている写真のタグを調べてみるなど、写真に適したタグをつけることで、写真を求めている人の目に入り、売れやすくなります。
写真が販売できるおすすめサイト
ここからは販売方法に合ったおすすめのサイトをご紹介します。
SUZURI
- 購入型サイト
- 価格は自身で決定
- 手数料 販売価格からグッズの原価を引いたもの
SUZURIは写真をグッズ化し販売できるサイトです。写真を登録するだけで、グッズの作成から発注まで一貫して行ってくれます。また、豊富なグッズの種類もあり、初心者でも簡単にグッズ化して販売ができます。
写真AC
- 無料ダウンロード型サイト
- 1枚3.25~11円
- 手数料は無料
- 公式サイト
会員登録をすると無料で写真がダウンロードできるフリー素材サイトです。報酬は低いですが、企業でも個人でも使いやすいサイトのため会員数が多く、登録した写真が多くの方の目にとまる機会が多いでしょう。写真ACは、ダウンロードされるとポイントがたまるシステムで、1ptは1円となっており5000ptから換金できます。
Snapmart
- 購入型サイト
- 1枚361円~1,320円
- 手数料 変動制
- 公式サイト
写真販売の一連の流れがすべてスマホで完結するサイトです。写真の登録から報酬の受け取りまで、すべてがスマホで完結でき、InstagramなどのSNSをよく使う方におすすめです。観光地の写真や絶景写真、人物写真などは人気が高く需要があります。写真の販売価格は自分自身で決められません。規定があるため、写真の販売価格は規定の価格となります。
PIXTA
- ・購入型サイト
- 1枚39円~5,500円
- 手数料 変動制
- 公式サイト
国内での知名度もある写真や動画、イラストの素材をデータ販売できるサイトです。
商業用でwebサイトやパンフレットに利用されることも多いです。写真の登録の際に、画質や素材としての適正さなどの審査があります。スマホで撮った写真も一定の基準を満たせば販売可能です。販売価格には規定があり、サイズによって異なります。また、報酬も実績に応じて変動します。
ココナラ
- 購入型サイト
- 500円~
- 手数料 22%
- 公式サイト
ココナラはスキルを販売するマーケットプレイスです。素材としても、グッズ化したものでも販売が可能です。最低販売価格は500円〜となっているため、アマチュアの場合は1枚だけを販売するのではなく、セット販売すると良いでしょう。ココナラのユーザーは多いため、需要があるジャンルに絞り写真を販売すると、購入されやすいです。しかし、競合相手も多く十分な売り上げを確保するまでには時間がかかるかもしれません。
まとめ
この記事では、写真を販売する方法やメリット・デメリット、コツなどをご紹介しました。写真の販売は誰でも気軽に始められます。撮った写真が求められるのは嬉しいですよね。写真販売のコツを頭に入れて、ご自身に合ったサイトで写真販売をしてみましょう!