趣きのある写真が手軽に撮影できる「チェキ」は、日常の何気ない瞬間を特別な思い出に変えてくれます。最近では、「エモい写真が撮れる」とSNSでも話題になっているよう。そこでこの記事では最新チェキの魅力や選び方、おすすめ機種3選を紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
最新チェキの魅力
そもそも「チェキ」とはどのようなカメラを指すのでしょうか。「チェキ」の定義や特徴をまとめてみました。
撮ったその場で現像できるカメラ
「チェキ」とは富士フイルム社のインスタントカメラ「instax」シリーズのことを指します。撮影したその場で現像できるカメラとして、1998年に販売開始してから多くの人気を集めました。日本だけではなく、海外でも多くのユーザーがいます。
同じようなカメラには1948年にアメリカで発売された「ポラロイド」もありますが、こちらはポラロイド社の製品。チェキとは少し違った技術が用いられているそうです。
豊富なチェキシリーズ
発売開始当時は「instax mini 10」の1種類しかなかったチェキシリーズですが、客層に合わせてさまざまな商品を拡充していきました。最近でも、複数のラインナップの中から使い方に合ったチェキを選ぶことができます。
プレゼントにも最適
「チェキ」はその場ですぐに写真を現像できるため、場の空気感を残すのに最適です。例えば、誕生日パーティなどで撮影すれば、その写真をそのまま相手へのプレゼントにできるでしょう。また、デザインが可愛らしく、誰でも直感的に使える「チェキ」自体を贈る人も多いようです。
もっとチェキについて知りたい方は以下の記事も読んでみてくださいね。
>>「チェキの基本を知ろう!デジタルとの違いや撮り方のコツを解説」
最新チェキを選ぶポイント
複数あるチェキシリーズの中から、自分に合った製品を選ぶときのポイントをご紹介しましょう。
撮影方法をチェック
「チェキ」の撮影方法には、ファインダーを覗いて撮影する「アナログタイプ」とモニターを見ながらシャッターを切る「ハイブリッドタイプ」の2種類があります。
「アナログタイプ」のチェキは手軽に扱える半面、写真が現像されるまで仕上がりを確認できません。しかし、その待ち時間や上手に撮影できているかのドキドキ感も魅力の一つといえるでしょう。一方で「ハイブリッドタイプ」は事前に写真の仕上がりが分かるので、好きな画像を選んで現像できます。フィルムを無駄に消費することもありません。
電源タイプをチェック
「チェキ」の電源タイプにも「電池タイプ」と「バッテリータイプ」の2種類があります。「電池タイプ」は市販の使い捨て乾電池をセットしてすぐに使える点がメリット。万が一、電池が切れてしまってもすぐにコンビニ等で調達できるのが安心です。「バッテリータイプ」は充電して繰り返し使えるため、電池交換の手間がありません。使うシーンに合わせて、好きな電源を選びましょう。
写真のサイズ感をチェック
「チェキ」に使うフィルムのサイズで選べるのは3種類です。
スタンダードな「instax mini」フォーマットは、縦86mm×横54mmの用紙に、縦62mm×横46mmのサイズで写真がプリントされます。ちなみに、用紙と写真の間の余白にはメッセージを書き込んで、デコってしまいましょう。
その他に、1:1サイズの「instax SQUARE」フォーマット、横長写真で撮影できる「instax WIDE」フォーマットがあり、好みに合わせて選べます。
便利機能をチェック
「チェキ」シリーズにはさまざまな便利機能がついている製品もあります。特に「ハイブリッドタイプ」は高機能な製品が多いため、「アナログタイプ」と比べて深みのある楽しみ方ができるでしょう。
例えば、「スマホ連携機能」は撮影した写真をBluetoothでスマホに転送できるため、SNSでの発信するのにおすすめです。また、さまざまなエフェクトで趣きのある写真にしたり、顔検出機能があったりします。
チェキを安く手に入れたい方は、以下の記事も参考にしてください。
>>「ドンキが最安!?初めてのチェキの買い方・使い方教えます」
最新のチェキの使い方
チェキは簡単に使えるというけれど、自分でもできるか不安に思う人もいるでしょう。実は、以下で説明する3ステップで撮影できてしまいますよ。
チェキとフィルムを購入する
お気に入りのチェキを選んだら、専用のフィルムと一緒に購入しましょう。フィルムは通常のホワイトだけでなく、モノクローム用やキャラ物など複数の種類があります。フィルムだけでも選ぶのに迷ってしまうかもしれませんね。ちなみにモデルによって必要なフィルムのサイズが違うので注意が必要です。フィルムはチェキと一緒に家電量販店やECサイトなどで販売されています。
チェキにフィルムを入れる
フィルムはチェキの背面のつまみを下げ、裏ブタを開けた先に入れます。フィルムの収納部のフチにある
目印に合わせてフィルムをセット。裏ブタを閉じれば準備完了です。
写真を撮影・現像する
チェキの電源を入れたら、後は撮影するだけです。「オート露光機能」が搭載されていれば、シャッタースピードやフラッシュなども自動で調整してくれます。高機能なモデルであれば、もっと細かく設定を変更できるでしょう。あとはシャッターボタンを押すだけで、写真がフィルムにプリントされて出てきます。最初は真っ白ですが、数十秒待つと徐々に画像が浮かび上がってきますよ。
>>「チェキの使い方を攻略!イベントや日常に大活躍のチェキの魅力を紹介します」
おすすめ最新チェキ3選
チェキの選び方や使い方が分かったところで、おすすめ最新チェキをご紹介します。多くのモデルの中から用途に合わせて、次の3つを厳選してみました。
>>「写真をチェキ風に印刷する方法と、おすすめ加工アプリをご紹介!活用方法も!」
便利機能が豊富な最新チェキ『“チェキ” INSTAX mini 90 』
クラシカルなデザインで目を引くのは『”チェキ”INSTAX mini 90 』です。従来の撮影するだけのチェキに比べて、高性能フラッシュとシーンに合わせた撮影モードを搭載していることが特徴。バルブモードや二重露光モードなどの撮影も楽しめます。チェキとは思えないほど、本格的な撮影を楽しめるでしょう。
フィルムサイズはスタンダードな86mm×54mm。価格は20,742円(税込)です。
価格が安い最新チェキ『“チェキ” INSTAX mini 12』
初めてのチェキや子どもへのプレゼントにおすすめなのが、『“チェキ” INSTAX mini 12』です。丸みを帯びた可愛らしいデザインが特徴。シャッタースピードやフラッシュ光量を自動で設定してくれるので、誰でも簡単に綺麗な写真を撮影できます。
フィルムサイズはスタンダードな86mm×54mm。価格は11,000円(税込)です。
デジカメとしても使える最新チェキ『“チェキ” INSTAX mini LiPlay』
撮影するだけのチェキを超えて、デジカメのような使い方もできるのが『“チェキ” INSTAX mini LiPlay』です。背面に液晶モニターがついており、何度でも撮影して好きな写真を選んでプリントできます。また撮影時の音をQRコードにしてプリント、スマホをかざすと画像とともに音が再生。もはやチェキの域を超えた楽しみ方ができますよ。
フィルムサイズはスタンダードな86mm×54mm。価格は22,000円(税込)です。
まとめ
この記事では、最新チェキの選び方や使い方について詳しく解説しました。最新チェキは、アナログならではの味わい深い写真が撮れるだけでなく、ハイブリッドタイプでは便利機能も充実しています。自分の用途や好みに合わせて、最適なチェキを選んでみましょう。