ピクルナ

撮影テクニック 2023.05.03

雰囲気写真を簡単に撮るコツとポイントを伝授!少しの工夫でステキな1枚を撮ろう。

雰囲気の良い写真を撮るためのコツとカメラの設定を解説します!1番のポイントは上手くぼかしを入れること。被写体の写り方もアドバイスします。

雰囲気のある写真ってなぜか心を奪われませんか?

それは写真が何かしらのストーリーを想像させるから。

心ひかれる雰囲気のある写真を自分でも撮ってみたい!

そんなあなたに簡単に「雰囲気のある写真」が撮れるテクニックを紹介していきます。

雰囲気写真って?雰囲気写真を撮るために必要なものは?

インスタなどを見ていて、「この写真の空気感がステキだな」「オシャレな雰囲気写真が好きだな」と感じる人は多いと思います。

そんな”雰囲気のある写真”って一体どうやったら撮れるの?と疑問をもつあなたに、この記事では雰囲気写真の撮り方のコツやポイントをご紹介していきます!

雰囲気写真とは?

そもそも雰囲気写真とはどういう写真でしょうか。

雰囲気写真とは

  • 背景にぼかしが入っていて、被写体が印象的に見える写真
  • 人物を主体に入れながら、周りの空気感や風景で物語を感じるような写真

のことを指します。

雰囲気写真を撮るために必要なもの

プロのような雰囲気写真を撮りたいのであれば、本格的なカメラを使うのがおすすめです。

「カメラ選びは難しそうだし、よくわからない」という人はこちらの記事を参考にしてみてください。

>>「カメラを趣味にしよう!メリットやカメラ選びのポイントもご紹介」

雰囲気写真に一眼レフカメラなどの本格的なカメラを使うメリットは、望遠レンズと組み合わせることで夜間でも画質を落とすことなく遠くの被写体を鮮明に写すことができる点です。レンズを変えただけで表現の仕方は大きく変化するので、組み合わせも楽しくなりそうですよね。

手軽なスマホカメラでチャレンジしたい人は、カメラに特化したスマホを選択肢に入れてみましょう。

最近はカメラの画素数やレンズにこだわりがあるモデルも多いです。

  • 高性能のスマホカメラがついているモデル4選
  1. Galaxy S22 / Galaxy S22 Ultra:世界最大レベルの1億800万画素の高画素カメラを搭載。
  2. iPhone 14 Pro / 14 pro Max:きれいな写真を細かい設定なしで手軽に撮影できる。
  3. Xperia 1 IV:一眼レフのようにシャッタースピードや露出を細かく調整可能。ズーム性能も高い。
  4. Google Pixcel 7 Pro:AI処理でポートレートや暗所の撮影もきれいな写真に。

機種変更をするときには、ぜひ参考にしてみてくださいね。

雰囲気写真を撮るためにおすすめの撮影方法や設定

ここからは雰囲気写真を撮るための撮影方法や設定をご紹介します!

実は少しのテクニックとコツを取り入れるだけで、独特の雰囲気を感じられる写真を撮ることができますよ。

F値を小さくする(絞り)

本格的なカメラであれば、雰囲気のあるぼかしを作ることができます。

ここで重要なのが「F値:絞り」の値を小さくする設定。

F値とは、レンズの明るさを示す指標です。

F値が小さいほど明るく写り、背景にぼかしが入りやすくなります。

逆にF値を大きくすると、暗く写りますがピントの合う範囲が広くなりはっきりとした写真になりますよ。

雰囲気写真を撮りたいなら、F値をうまく設定して自分好みのぼかしを入れてみましょう。

被写体に近づいて、接写をする

カメラは、被写体に近づけば近づくほど背景にぼかしがかかるようになっています。このポイントを理解しておくと、簡単に雰囲気のある写真を撮ることが可能に。

しかし、近づけすぎは禁物です。カメラと被写体の最短撮影距離はおよそ50cm程度が限度とされています。レンズの性能により違いはありますが、近づき過ぎるとうまくピントを合わせることができません。

>>接写撮影についてもっと知りたい方はこちら

被写体と背景の距離を離す

逆に被写体と背景の距離をしっかり離すということもぼかしを作るためのコツです。

被写体から見て背景が遠いほどぼかしやすくなります。

背景と距離があると自然と手前の被写体にピントが合うので、背景のぼかしと相まって雰囲気のある写真が撮れるでしょう。

雰囲気写真を撮る時に取り入れたい被写体の写り方

雰囲気写真を撮る時にポイントになるのが被写体となるモデルの写り方です。

人物を主役にするポートレートだからこそ、味のある雰囲気を出すための3つのコツを紹介しますね。

被写体の目線の向きを工夫する

ポートレート写真を雰囲気のあるものにしたい時に有効なのが「被写体となるモデル」にカメラからあえて目線をそらしてもらうことです。

ガッツリ目線を合わせてしまうとモデルの顔に注目してしまい、全体の雰囲気を感じるのが難しくなります。

目線をそらすことで独特の雰囲気が出て、観る人の想像力をかき立てる効果が出るでしょう。

被写体のポーズや表情を工夫する

モデルのポーズや角度を変えてみるのも効果的ですよ。

例えば

目をつむってもらう、真横を向いてもらうなど。

空を見上げてもらったり、流れるように手を使った表現をしてもらっても良いかも。

少し物憂げな表情・下を向いて笑顔などモデルの表情の変化に合わせてシャッターを切るのも大切です。

エモいロケーションで行う

撮影するスポットも大切です。

自然豊かな草原やきれいな海など、あなたの中のお気に入りのスポットで撮影するのがおすすめです。

以下の3つの条件を組み合わせて撮影すると、雰囲気のある写真を狙えるかもしれません。

  1. 季節感を感じられる場所
  2. 雨や晴れ、曇り、雪などの天候
  3. 朝日や夕日、真昼や夜などの時間帯

普段から「こういう雰囲気写真が撮りたい」というイメージを頭の中で組み立てておくのがポイントです。その瞬間を逃さず、楽しく撮影に挑めるでしょう。

まとめ

今回は雰囲気写真を撮るコツを紹介しました。

いつもの撮り方を少し工夫するだけで、味のある雰囲気の写真に変身します。

自分の感覚を表現できるように、いろいろな写真にチャレンジしていきましょう。

ステキな雰囲気写真ができたらぜひ友達やカメラ仲間とシェアしてみてくださいね。