「カメコン」は誰でも無料で参加できるフォトコンテストサイト。
経歴も問わず、使う機材も自由なので、スマホでも気軽に参加できる特徴があります。
その中でも「みんなのフォトコンテスト」は、ユーザーが自由に企画するコンテスト。
自分の興味のあるテーマがあれば投稿もできるし、もしなければ自分でコンテストを企画することもできます。
今回は過去のみんなのフォトコンテストから、思わず見たくなる「面白テーマ」のコンテストを紹介します。
コンテストは作品より先にテーマで目立ってなんぼ?
作品を見て気になる…ではなく「もはやテーマ名が気になる」ものを集めました。
写真コンテストらしからぬゆるい感じがカメコンらしいです。
何なのか気になります“空と何か”コンテスト
まずは「空と何か」コンテストです。
「空と雲」「空と太陽」「空と月」ではなく「何か」です。なんでもありです。
そうなると「じゃぁ何を組み合わせようか」「他の参加者は一体何を撮ったんだろう?」と気になっちゃいますよね。
受賞作品1つ目はunbluesさんの「夕暮れ」です。
夕焼けの時間帯、晴れた空と雲で美しいグラデーションとなっています。
そして「何か」の正体は標識でした。
爽やかなオレンジと水色の空を横切る異質な存在。
本当ならきれいな空を分断する邪魔者になりそうですが、それを逆手にとってインパクトある作品になっています。
次は、からまるさんの「空と月と観覧車」です。
ベランダから見た風景とのことですが、こんな絶景が毎日見られるなんて羨ましい!
闇夜が迫る空の色も見事ながら、実は月と観覧車まで写っています。
空の割合を大きくしたことで、広がりを感じる構図になっています。
最後は、しーさんの「雨上がりの夕焼け」です。
よく見られるようになったリフレクション撮影ですが、空の色が絵画のよう。
空ってこんな色になるんだ!と息を呑む美しさです。
雨上がりってなかなか出かけるのが億劫ですが、実はいつもは見られない空の表情が見られておすすめです。
ぜひ雨上がりも狙ってみてください。
言われてみたいセリフNo.1?“月がきれいですね”コンテスト
次は「月がきれいですね」コンテスト。
字面通り受け取れば、美しい月をテーマにしたコンテストです。
このフレーズは、かの文豪・夏目漱石が「I love you.」を「月がきれいですね」と訳したことから、ロマンチックなセリフとしても知られています。
誰かへの思いを込めて撮る月も素敵ですね。
そんなコンテスト受賞作は、えあーさんの「中秋の名月」。
王道の中秋の名月ですが、空の濃淡と手前のススキが絶妙です。
主張しすぎず満月を引き立てています。
月の表面までくっきり撮るのは難しそう、と思うかもしれませんが、実はそれほどテクニックはいりません。
えあーさんの機材もNikonのエントリーモデルD5300です。
きっちり月にピントを合わせて、明るさを調節すれば初心者でもばっちりです。
次は叶野成さんの「テレビ塔と月」です。
愛知県名古屋市にある「中部電力 MIRAI TOWER(旧:名古屋テレビ塔)」の迫力ある作品。
こちらは多重露光というテクニックを使っています。
テレビ塔と月を別々に撮って、1枚の作品として重ね合わせる手法です。
叶野さんも「実際に撮れたらいいなって。」とコメントしていますが、これを思いついたアイデアも素晴らしい。
背後に控える巨大な月と、幻想的なテレビ塔。
そこに入る中部電力のキャッチコピーのアンバランスさもいいですね。
次は、ふぅさんの「半月」です。
満月に目が行きがちですが、月は満ち欠けも美しいもの。
しかも細かい部分は肉眼では見えませんからね。
満ち欠けによって月には名前が付いています。
三日月、十六夜(いざよい)、明けの三日月など。
自分好みの月の形を見つけるのも楽しいですよ。
もはや懇願“太ってもいいからスイーツを見せてくれ”コンテスト
最後は「太ってもいいからスイーツを見せてくれ」コンテストです。
もはやコンテスト名なのか懇願なのか分からない(笑)
企画者の真意としては「ダイエット中で食べられないから、せめて目で味わいたい」そうです。
目だけで止められたのかは定かではありませんが…。
さて、受賞作1つ目はからまるさんの「食べられない!?」です。
ちょうど企画がクリスマス時期とも重なり、あまりにも可愛いトナカイのケーキ。
そんなキラキラした瞳で見られると食べるのが可哀想になってきます。
食べづらいことで企画者の「太ってもいい」という食欲の抑止力になるかもしれません。
次はふぅさんの「フルーツの飴」です。
ふぅさんは女子高生とのことで、仲間内でわいわいフルーツ飴を食べている様子です。
スイーツも皆で食べれば怖くない?
それに「これフルーツだから!」という言い訳もできそうです。
受賞作以外も食欲をそそるスイーツばかり。
「目だけ」味わいたい方はぜひご覧ください!
カメコンはコンテストを眺めるだけでも興味深い
今回は面白テーマのコンテストを3つ紹介しました。
どれもユーザー企画なので、他では見ないテーマばかりですよね。
写真コンテストと言うと最初のハードルがめちゃくちゃ高いと思いがち。
でもカメコンのみんなのコンテストは、自分が企画側に回ることだってできます。
「このジャンルなら負けない!」「こんな写真見てみたい」そんな参加したくなるコンテストをカメコンで開いてみませんか?