誰でも気軽に参加できる「カメコン」のフォトコンテスト。
今回は「春の花」をテーマにしたコンテスト入賞作品をピックアップし、入賞者の他の作品も紹介します。
春になると日差しが暖かく、吹く風も心地よい。
そして世界はカラフルに色づき始めます。
梅、桜に始まり、一気に色づく世界を見ていると、カメラを持って出かけたくなりますよね。
今回はそんな春の花たちをお楽しみください。
春のじゅうたん“瑠璃唐草”
最初は「花フォトコンテスト」から、MIKIさんの「瑠璃唐草」を紹介します。
瑠璃唐草とはネモフィラの和名です。
小さく優しいブルーのネモフィラと、同じく黄色い小さなお花。
そしてその間には若々しい緑が広がります。
どこまでも続くこの絶景は、まさに春のじゅうたんのようです。
一面のお花の中でも、色のグラデーションや光の具合で自分の好みを探すのが楽しそう!
この作品では、中央にピントを合わせたことで前後がふんわりボケています。
ボケを自在に調節できるようになると、一気にカメラが楽しくなります。
温かい春は、ぜひじっくりお花と向き合ってみたいですね。
MIKIさんのインスタ(@miki_stgm)は、お花やご家族の写真が多く、どれもふんわり淡い色使いや、どこか懐かしさを感じる作品。
基本お花を撮る時は、太陽光をたっぷり浴びたロケーションが最高です。
光に透ける花びらや、キラキラ輝く木漏れ日など。
お花の魅力をいっぱいに表現できます。
もし単焦点レンズを使ったことがない方は、単焦点+お花は最強なのでおすすめ!
初心者さんでも、一眼レフのすごさを実感できて撮影が楽しくなること間違いなしです。
スカイツリーと桜コラボ“天空に伸びる河津桜”
次も同じく「花フォトコンテスト」から、SAORIさんの「天空に伸びる河津桜」です。
3月上旬、東京都墨田区の東武橋から撮影した1枚。
満開の桜と青空の申し分ないシチュエーションに、スカイツリーが映えます。
スカイツリーにピントを合わせているので、手前の桜がボケてフレームのように見えますね。
花も含め植物を撮る時は、撮影する位置や向きによって様々な構図が生まれます。
自然のものなので自分が動くしかありません。
でも「これは!」と思う位置が見つかると撮影がもっともっと楽しくなります!
また、真っ直ぐなものや水平なものを撮る時は、軸がぶれないよう注意しましょう。
この作品のスカイツリーも、せっかくの堂々たる姿なのに傾いていたら台無しです。
できるだけグリッド(画面の格子表示)を表示させておき、真っ直ぐなものは真っ直ぐに、水平なものは水平に!を意識して撮影してくださいね。
SAORIさんはディズニー好きで、インスタ(@f_saoruuu)にもディズニーの写真がたくさんあります。
ディズニー園内の建物やパレード、イルミネーションを、ぱきっとした色使いで鮮やかに表現したSAORIさんの作品。
ぜひインスタでもチェックしてみてくださいね。
街角で見つけた“小さな春。”
最後は「お花見・さくらコンテスト」から、ソラさんの「小さな春。」を紹介します。
小さな春、のタイトル通り、いつもの日常に見つけた小さな小さな春。
自転車?バイクでしょうか?
そのミラーいっぱいに写り込んだ桜を捉えた作品です。
春の眩しい光につつまれた世界の中、淡いピンクがとてもステキですよね。
直接桜を撮ったわけじゃないのに、なぜかより春を実感できます。
どうしても桜を撮ろうとすると、桜自体にカメラを向けがち。
でもこんな風に少し視点を変えるだけで、思ってもみない春が見つかりました。
カメラを持つと、自然と周りの見方が変わります。
いつもなら通り過ぎていた小さな季節の変化。
上手くシャッターに収めたいですね。
ソラさんのインスタ(@sora_diving)には海の写真がたくさん投稿されています。
それもそのはず、ソラさんは沖縄のダイビングショップで働いているとのこと。
普通なら撮れないような神秘的な海の世界や、見たこともないような海の生き物の数々。
ダイビングや沖縄が好きな方は必見です。
美しい動画もあるので、ぜひソラさんのインスタをチェック!
他には、美しい四季折々の作品もたくさんあります。
ソラさんならではの力強く迫力のある色使いも見どころですよ。
カラフルな季節はカメラと相性抜群
寒い冬が終わり「桜が咲いた」と思うと、一気に緑や花が増え始めますね。
カメラ好きとしてはこの季節が一番ワクワクしませんか?
どこに行っても、柔らかな緑とカラフルな花たち。
近所を散歩するだけでも十分満足できちゃう季節です。
旅行やアウトドアと、活動範囲も広がる季節。
ぜひカメラを持って出かけてくださいね!