そろそろ2024の撮影に向けカメラやカメラグッズの購入を検討している方も多いのではないでしょうか。そこで今回は2024年1月発売の新製品をまとめてご紹介します。
カメラ本体の発売予定
最初にカメラ本体はどのような発売予定になっているのでしょうか。2024年1月はミラーレス一眼で注目の新製品があります。
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SONY α9 III
「SONY α9 III」は世界で初めて「グローバルシャッター方式」のフルサイズイメージセンサーを搭載したデジタル一眼カメラです。従来のローリングシャッター方式と比較して、高速で動く被写体に対しても像がゆがむ心配がありません。また、1/80000秒の高速シャッタースピードも実現しています。
画像処理エンジンBIONZ XRを搭載し、従来比で最大8倍の高速処理能力も見逃せません。新開発のイメージセンサーと合わせて、最高約120コマ/秒の連続撮影も実現しています。その他、シャッターを切る前に遡れるプリ撮影機能、一時的に連続撮影速度を変えられる連射速度ブーストなども見どころです。スポーツ、レース、動物などの素早い動きのある被写体を、まるで止まっているかのように高画質で撮影したい場合におすすめの新製品です。
発売時期は2024年1月26日の予定ですが、すでに予約は開始されています。価格はオープンプライス。歴史に残る新製品をいち早く手に入れてみてはいかがでしょうか。
Panasonic LUMIX DC-G100D
「Panasonic LUMIX DC-G100D」は小型軽量ながら高画質撮影ができるマクロフォーサーズのミラーレス一眼カメラです。同製品は2020年8月20日に発売された「Panasonic LUMIX DC-G100」の後継にあたるモデルです。 DC-G100は「Vlog撮影を楽しめるミラーレス一眼カメラ」をコンセプトに展開。さまざまな収音機能、高い手ブレ補正、4K動画など、Vlogのための機能が多数搭載されていました。
今回のDC-G100Dの基本性能はDC-G100と同等ですが、EVFの視認性向上により静止画撮影が使いやすくなっています。高画質でVlogを配信したい人にはうってつけの新製品でしょう。
発売時期は2024年1月26日の予定で価格はオープンプライスです。
交換レンズの発売予定
カメラ本体だけでなく、交換レンズの新製品にも多くの人が心を躍らせます。今回は主にコシナのNOKTONシリーズで複数の交換レンズが発売されるようです。詳しくみていきましょう。
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NOKTON 40mm F1.2Aspherical RFマウント
「NOKTON 40mm F1.2Aspherical RFマウント」は、キヤノンのRFマウントに対応したF1.2の大口径単焦点レンズです。注目すべきはなんといっても開放F値1.2通しで、大きなボケ味が楽しめる点です。また、フルサイズで40mmの焦点距離ですが、APS-Cサイズでも60mm相当と標準レンズ域で活用できます。どちらのセンサーサイズにも対応できる汎用性の高さも嬉しいポイントですね。なお、マニュアルフォーカスのレンズのため、撮影を楽しみたい上級者向けのアイテムかもしれません。スナップやポートレート、風景撮影と様々なシーンにおすすめのレンズです。
発売時期は2024年1月の予定で、価格は120,000円(税抜)の見込みです。ちなみにRFマウントとはキヤノン製フルサイズミラーレスカメラに採用されたレンズマウントで、純正レンズもまだまだラインナップが少ない状況。キヤノンのミラーレスユーザーであれば、1本持っておきたいレンズといえるでしょう。
NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical
「NOKTON Vintage Line 28mm F1.5 Aspherical」は、クラシックな外観をしたライカMマウントカメラ用の大口径広角レンズです。Type IとType IIの2種類が発売される予定で、前者は1970年代、後者は1960年代前半の名玉レンズをイメージしています。まさにVintage Lineと呼ぶにふさわしいデザインです。そんなクラシカルな見た目ながら、現代のレンズ設計を取り入れており、最新機種のボディでも良好な画質が期待できるでしょう。
発売時期は2024年1月の予定で、価格はType Iが125,000円(税抜)、Type IIが140,000円(税抜)です。それぞれ、SilverとBlack Paintの2種類のラインナップがあります。高級感溢れるデザインは、撮影する楽しみも倍増させてくれますよ。
その他カメラグッズの発売予定
その他のカメラグッズも写真撮影を便利にするうえで欠かせないもの。今回はカメラ本体の新製品に合わせて、SONYとPanasonicから新たなグッズが発売されています。それぞれご紹介しましょう。
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SONY 縦位置グリップ VG-C5
「SONY 縦位置グリップ VG-C5」は、2024年1月に新しく発売するα9 III用の縦位置グリップです。そもそも縦位置グリップとは、カメラを縦に構えた時の安定性を向上させたり、バッテリーの追加挿入による長時間撮影などのメリットがあるアイテムです。 VG-C5ではさらに、カスタムボタンやリアダイヤルなども搭載されており、装着すれば操作性が格段にあがります。動体撮影に強みを持つα9 IIIと組み合わせて使えば、シャッターチャンスを逃さなくなるでしょう。
2024年1月26日に発売予定で、価格は55,000円(税込)です。
Panasonic トライポッドグリップ DMW-SHGR2
「Panasonic トライポッドグリップ DMW-SHGR2」はシャッターボタンや動画録画ボタンなどのボタンを搭載したグリップで、自撮りやVlog撮影をサポートするアイテムです。また、グリップ部を開くことでミニ三脚として使うことも可能。撮影表現の幅を広げる機材として注目の一品です。
同時期に発売されるPanasonic LUMIX DC-G100Dのキットとしても展開されており、合わせて購入したいグッズといえるでしょう。
2024年1月26日に発売予定で、価格はオープンプライスです。
まとめ
2024年1月にはカメラ本体、交換レンズ、カメラグッズと満遍なく新製品が発売される予定です。新しい製品は写真撮影の魅力をさらに深めてくれるでしょう。今年一番の買いものに向けてカメラやカメラグッズの買い替えを検討してみてはいかがでしょうか。