ミラーレスや一眼レフカメラを購入したとき、本体以外にも必要なものはいくつかあります。
撮影するのはもちろん、カメラを管理するためには、カメラ本体だけでは不十分です。
スマートフォンのカメラが本体だけで利用できることを考えると一見不便なようにも感じますが、逆に様々なアイテムを装備したリ、利用したりすることでどんどん便利になるのはミラーレスや一眼レフカメラの魅力でもあります。
記念すべきファーストカメラを大事に使うためにも、本体の購入時には必要なものをチェックしておきましょう。
カメラの撮影に直接必要なもの
カメラの撮影をするにあたって直接必要なアイテムは次の3つです。
・SDカード
・レンズ
・レンズプロテクター
これらについて、どのようなアイテムなのか、なぜ必要なのかといった点を1つずつ解説していきましょう。
SDカード 必須度☆☆☆☆☆ 撮っても保存できなければ意味がない!
SDカードは、一眼レフやミラーレス一眼の画像データを記録するアイテムです。
カメラ本体を購入しても、カメラ本体の記録だけでは撮影できません。
そのため、必ずフィルムの代わりになるSDカードを用意しておきましょう。
昔のカメラでいえば、フィルムのようなもので、カメラ本体を買ったら必ず手に入れておきたいアイテムです。
目安としては16GB程度のものがおすすめです。
3000枚以上撮影できるので、1枚あれば十分使えるでしょう。
レンズ 必須度☆☆☆☆ ないと撮影できないが本体購入時にセットになっている場合も!
レンズは、カメラ本体に直接装着して撮影するアイテムです。
一眼レフやミラーレス一眼は、レンズを自由に交換することができるのがメリットでもあります。
ミラーレスや一眼レフにはレンズキットと本体のみの販売があり、注意が必要です。
本体のみの販売の場合は、価格こそレンズキット付きのものよりも安いものの、自分でレンズを購入しなければいけません。
本体のみのものを買った場合はレンズがなければ撮影はできません。
忘れずにレンズも購入しておきましょう。
レンズによって装着できるカメラは異なりますので、本体とは別にレンズを購入する場合は購入したカメラ本体に合うかどうかも必ず確認しましょう。
まだ購入していない人は、レンズキットといわれるレンズが最初からセットになっている商品を選ぶと、レンズがついているので新たにレンズを買う必要はありません。
何も手元にない状態で、とりあえず撮影を始めたいという方はレンズキットのある製品がおすすめです。
レンズプロテクター 必須度☆☆ すぐに買い換えられないレンズを守るために!
レンズプロテクターはレンズのガラスの部分に装着する透明な薄いフィルターのことです。
レンズを素の状態で利用すると、汚れや野外の様々な飛散物によってレンズが傷ついてしまいます。
レンズに傷がついてしまうと、撮影時にノイズのような画像の荒れが発生するなど、せっかく撮影した写真が台無しになってしまいます。
そういったトラブルを回避するためにもレンズプロテクターをつけてレンズを保護する必要があります。
簡単に買い換えができないレンズだからこそ、手頃な価格でレンズを保護できるプロテクターは必須アイテムになります。
レンズのところにフィルターを付けると画質が落ちそうという印象がありますが、画質に影響を与えない透明度の高いガラスや樹脂などが使用されているので画質には影響はありません。
カメラの管理や保管で必要なもの
一眼レフやミラーレス一眼はデリケートな面もあり、管理や保管で必要になるアイテムもあります。
それは次の4つです。
・ブロアー
・レンズクリーニングペン
・クロスとクリーナー
・カメラバッグ
これらについても解説していきましょう。
ブロアー 必須度☆☆☆☆ 撮影前に使う習慣をつけるだけでカメラが長持ち!
ブロアーは、ほこりを吹き飛ばすアイテムです。
風船のようになった部分を握ると空気が出るので、この空気を使ってカメラやレンズについたほこりを吹き飛ばします。
屋外はもちろん、屋内ではレンズに埃や砂がついてしまことはしょっちゅうです。
手で取っても指紋がついてしまいますし、ほこりのついたままの状態で布などでこすってしまうとレンズが傷つくことがあります。
ブロアーは常に持ち歩いてこまめに使うようにしましょう。
もちろんレンズプロテクターの上からも使えます。
いくらお手頃なレンズプロテクターでも、お手入れは必要。
また、砂が着いたままではせっかくの被写体もキレイに映らなくなってしまいます。
高価なものではないのでぜひ用意しておきましょう。
レンズクリーンペン 必須度☆☆☆ レンズの汚れ取りにはこれ!
レンズクリーンペンは、ペンの形をした小型のブラシとふき取り用の化学繊維が両端についたアイテムです。
レンズなどに指紋がついたり、ちょっとした汚れがついてしまうことも時々あります。
ブロアーだけでは落とせない表面の汚れを速やかに落とす意味で必要なものです。
こちらもブロアーとセットで持ち歩いておくと便利です。
クロスとクリーナー 必須度☆☆ アウトドアでの撮影が多い人は自宅に常備!
液晶画面やレンズをしっかり掃除したい場合に必要なのがクロスとクリーナーです。
クロスはレンズや液晶を傷つけない化学繊維などがつかわれており、クリーナーは専用の洗浄剤を言います。
クリーナーをクロスに吹き付けてレンズや液晶などをクロスできれいにしていきます。
普段はあまり使いませんが、もしレンズクリーンペンやブロアーなどで落としきれない汚れがついてしまったときには購入が必要になってくるので、一つストックしておくと安心です。
カメラバッグ 必須度☆☆ 持ち歩くときにカメラを傷めないように!
カメラバッグは、カメラを収納するのに必要なアイテムです。
カメラの本体やレンズ、これまで紹介してきた各種のアイテムを補完するのに必要で、中に緩衝材や仕切りがついています。
カメラは精密機器なので、普通のバッグに入れて持ち運んでしまうと故障しやすくなってしまいます。
専用のバッグがあると安心です。
普通のリュックなどでも対応できますが、その場合はカメラ本体やタオルでくるむなど衝撃が加わらないように注意して使用しましょう。
まとめ
一眼レフやミラーレス一眼は、スマートフォンのカメラとは比べ物にならないくらいキレイな写真が撮れます。
しかし、初めてカメラを買う人が意外と知らないのが、カメラ本体以外の必需品。
これがないと撮影できないというレンズやSDカードのほか、お手入れに必須のブロアーやクリーンペンはカメラの購入と同時に揃えておくと安心です。
せっかくのカメラを存分に楽しむため、また長持ちさせるためにもぜひ購入を検討してみてくださいね。