ピクルナ

撮影テクニック 2022.06.01

いつもと違う雰囲気で撮影!初めてのハウススタジオの選び方・使い方を解説

自宅や屋外での撮影もいいけど、ちょっとマンネリ気味。 そんな時もハウススタジオならいつもと違う空間で撮影を楽しめます。 今回は、初めてのハウススタジオの選び方や使い方、注意点を解説します。 友達を誘って、撮影会やカメラ女子会やってみませんか?

スタジオ撮影と聞くと、真っ白の背景の前でモデルさんがポーズするプロのお仕事のイメージ。

ではハウススタジオは?

ハウススタジオは誰でも気軽に使える第二のおうちのような存在です。

いろんな用途・種類のスタジオがあるので、楽しい時間を過ごせること間違いなし!

今回はハウススタジオの実際について迫りたいと思います。

もっと気軽に使いたい!ハウススタジオって何?

まずハウススタジオとはどんなものを指すのでしょうか。

「ハウス」と付いているだけあって、一軒家やアパート・マンションの一室を利用したものがほとんどです。

屋外ガーデンなど凝ったものもあり!

白一色の無機質な撮影スタジオとは違い、誰かのお家を再現したようなシチュエーションがハウススタジオの売りです。


ハウススタジオのタイプは様々。

  • モダン×スタイリッシュ
  • ポップ×カラフル
  • カントリー風
  • 日本の古民家

など、テイストも全く違うので、スタジオ選びも楽しめそうです。

自分のおうちだと洋風から和風にチェンジ!なんて簡単にはできないけど、ハウススタジオならそれも可能。

生活の延長のような環境だけど、ちょっとよそゆきにできる。

そんな世界観がステキなハウススタジオについて、さらに見てみましょう。

撮影会だけじゃない!ハウススタジオの用途

ハウススタジオというからには撮影に使われる場所。

もちろんそうなのですが、実はハウススタジオは幅広い用途に使えます。

  • 商品撮影
  • ポートレート撮影
  • コスプレ撮影
  • 動画(You Tubeなど)撮影
  • 料理撮影
  • インタビュー取材

などなど、目的によって使い方が広がります。

キッチンがあれば料理中の撮影もできますし、撮影中の休憩にも使えます。

撮影会兼カメラ女子会なんて使い方も楽しそうです。


こんなにあります!ハウススタジオを使うメリット

ハウススタジオを使うメリットは、

  • 準備・片付けの労力・コスト削減
  • おしゃれ空間が約束される
  • 天気に左右されない
  • 撮影に集中できる
  • 意図しない映り込みがない

自宅や屋外、お店などでは難しいシチュエーションでの撮影ができるのがハウススタジオの一番のメリットです。

いくら片付けても生活感の出てしまう自宅。

いい感じに撮れたのに写り込んだ通行人。

せっかくの撮影当日に雨。

考えうる様々なトラブルを回避して、撮影に集中できるメリットがあります。

ハウススタジオの選び方・使い方解説

ハウススタジオ、ちょっと使ってみたくなりましたか?

そんなあなたにハウススタジオの選び方から使い方の流れを紹介します。

STEP1 ハウススタジオを探す

まずSTEP1は、お目当てのハウススタジオを選ぶ方法から。

ホームページやハウススタジオ検索サイト、SNSなどで探すことができます。

トラブルを避けるために運営がしっかりしたスタジオを選びましょう。

個人対個人の場合は、契約時の取り決めをきちんとするのが大切。

【確認するポイント】

  • 利用できる範囲・時間・料金・人数
  • 延長料金
  • レンタル器材・備品の有無
  • 現場へのアクセス
  • 駐車場の有無
  • NGルール・規約
  • 利用者レビュー
  • 事前下見の可否

広さやシチュエーションによって料金も様々なので、条件に合うスタジオを選びましょう。

禁止行為や持ち込みルール、利用後の片付けなど、お互いに気持ちよく利用するため事前のチェックが重要です。

STEP2 ハウススタジオを予約する

次はハウススタジオの予約です。

一般的にネットで探した場合は、そのままオンライン上で予約が完結します。

  • オンライン上ですべて完結
  • オンラインで申し込み後、メール等でやり取り
  • 電話もしくはメール申し込み

ほとんどがこのパターンで予約が可能です。

申し込み時に身分証明書の提示が求められることもあります。

予約詳細(利用日時、人数、利用目的など)と一緒に準備しておくとスムーズです。

STEP3 事前準備をする

予約ができたら、当日までの事前準備。

当日はもちろんですが、撮影が上手くいくかは事前準備にもかかっています。

チェック忘れで「こんなはずでは…」とならないように、しっかり準備しましょう!

【事前準備リスト】

スタジオの利用規約を確認

利用上のルールやNGを熟読しておきましょう。

使用に申請・許可が必要なものがあれば早めの手続きを!

ちなみにNGルールはスタジオにより様々。

「土足禁止、ゴミの持ち帰り」はほとんどに当てはまる条件です。

他にも「使用機材の制限、火気厳禁、ペット禁止、飲食禁止」といったルールもあるので、入念なルール確認が必要です。

せっかく借りたのにやりたい撮影ができなかった!なんてことになると残念すぎますよね。

ペット可のスタジオなら、こんな可愛い写真も撮れちゃいます。


事前の下見

現地を確認して、当日の撮影イメージを膨らませるのに役立ちます。

光の入り方、撮影画角・アングル、機材の配置など。

下見が可能であればぜひしておきましょう。

当日のタイムスケジュール作成

自宅を出てから、帰宅までのタイムスケジュールを組んでおきます。

ハウススタジオの利用は時間厳守!

余裕をもったスケジュール管理が必要です。

移動や搬入、搬出の時間に無理がないか確認しましょう。

持ち物リストチェック

撮影機材から小物まで、必要なものはリスト化するのがベター。

現場でバタバタしては時間ロスの原因になります。

撮影をシミュレーションして、小さな物もリストアップしておきましょう。

STEP4 撮影当日(搬入〜退室)

まずは時間厳守で現地入り。

スタジオ搬入・搬出時のスタッフ立ち会いの有無はスタジオによります。

無人の場合でも、前後に利用者がいる場合もあるので時間はきっちり守りましょう。

利用時間は搬入〜搬出までを含めた時間です。

機材の撤収やスペースの片付けにも時間がかかる場合があるので、時間には余裕をみて行動してくださいね。

ハウススタジオ利用の注意点とTIPS

利用の際に注意したいのが以下の3点。

  • 時間厳守
  • 利用ルールを守る
  • トラブル時には報・連・相

利用中に起きたトラブルは、早めの報告がベター。

「時間に遅れそうor延長になりそう」

「スタジオ備品の汚れ・破損」

いろいろなことが考えられます。

「ちょっとくらいいいか。」

その判断は自分ですべきではありません。

きちんとした対応をすることで、お互いが気持ちよく利用できますよね。

搬出・片付けを時間以内に行い、忘れ物のないよう退室までが撮影です。


ちなみに、どんなスタジオや撮影でも持っておくと便利な持ち物があります。

  • テープ(ガムテープ、マスキングテープ、セロテープなど)
  • クリップ
  • 袋(ゴミ袋にもなる)

この3点セットです。

セットの微調整やもしものトラブル、搬出・片付け時に役立つこと間違いなし。

せっかくのステキなハウススタジオの空間。

ルールを守って最大限撮影を楽しみましょう!

次の撮影はぜひハウススタジオで!

ハウススタジオってどんなものか、少しはイメージできましたか?

実はあなたのお家の近くにもステキなハウススタジオがあるかも!

カメラ友達や趣味仲間、家族と一緒に、いつもとちょっと違う空間を楽しんでみませんか。

撮影に集中できるので、カメラの腕もぐんぐん上がりそうですよね。

ぜひ次の撮影にはハウススタジオも検討してみてください!