ピクルナ

撮影テクニック 2022.11.09

食べ物の写真はこれで変わる!誰でもできる撮影アイデア紹介

食べた物を撮ってインスタに上げる人、多いですよね。 皆がやるから目立たず紛れてしまいがちです。 でもコツを知るだけで周りとは違う写真のできあがり。 ただの食事記録にならない撮影アイデアを、作例と共に紹介します。 たくさん撮って腕を磨いてくださいね!

美味しいものをインスタにUPして自慢したい!

でも、食べ物はあふれているからいまいち目立たないな。

そんな風に思ったことはありませんか?

食べ物は撮影するチャンスが多いものの、何となく撮ると記録写真になりがちです。

せっかくなら美味しそうにお洒落に撮ってインスタでも目立ちたいですよね。

今回は食べ物を撮影する時の簡単アイデアをご紹介します。

特別なテクニックは不要なので、ぜひ真似してみてくださいね。

食べ物写真を撮る時の基本をおさらい

撮影アイデアに入る前に、食べ物撮影の大前提をおさらいしておきましょう。

・太陽光下がベスト

 →順光(カメラ側からの光):明るく撮れるものの、のっぺりしがち

 →逆光(カメラと反対側からの光):影ができ立体感UP

 →測光(横からの光):適度に影が入り調整もしやすい

・アングル別の印象

 →目線の高さ:自然な印象だがインパクトは少ない

 →ローアングル:ボリュームや立体感が増し、非日常感が出る

 →ハイアングル:全体が分かりやすくお洒落な印象

・ホワイトバランス設定で赤みをプラス


食べ物を取る時の、光、アングル、色味(ホワイトバランス)はこれが基本!

では、実際の撮影アイデアを見てみましょう。

シチュエーション別の撮影アイデア

「こんな時どうする?」なシーン別に、撮影のアイデアをまとめました。

ごちゃつく配置をまとめる構図

食べ物の撮影とは言え、食べ物自体が何皿もあったり、カトラリー、ドリンク、その他テーブルウェアなど。

意外と写り込むものって多いですよね。

ごちゃつかずまとまった写真のための構図を、被写体(メイン)の数別に紹介します。

まずは少ない被写体から挑戦してみてください。

被写体が1つの時:三分割構図、C字構図、クローズアップ

簡単にお洒落に見せるなら、ど真ん中は避けましょう。

メインを端に寄せる、もしくは素材にぐぐっと寄るクローズアップがおすすめ。


C字構図は簡単なのに一気にお洒落になるおすすめ構図です。

被写体以外は削ぎ落としてシンプルにすることで、より被写体が際立ちますよ。

被写体が2つの時:対角線構図、対比構図

2つを対角線上に配置すると、前後に視線が移り立体感が出ます。

真横に並べて「大小」「色の違い」「形の違い」などで、2つを比較する対比構図もおすすめです。

被写体が3つの時:三角構図

3つ以上は特にごちゃっとなりがち。

画面の中に三角形を意識して配置すると、すっきりまとまります。

被写体が4つ以上の時:対角線構図、三角構図

4つ以上は、3つまでの応用です。

見えない線を意識しながら、メインや小物を並べます。


物が多いのにまとまっている写真には、基本の構図がたくさん入っています。

多すぎるとうまくいかない、という人は、まず少ない被写体から順に練習してみましょう。

慣れてくるとスムーズに配置が決まりますよ。

美味しさをアピールする撮り方

次は、「構図もいいけど、やっぱり美味しさをアピールしたいよね。」という方への撮影アイデアです。

やっぱり料理は「できたて」が格別。

そんなできたて感を出すには……。


やはり湯気ですよね。

これがあるのとないのでは、できたて感が全然違います。

うまく撮るには素早さも大切ですが、背景もポイントです。

黒い背景、もしくは黒っぽい色を背景にすることで湯気がさらに映えますよ。


さらなる美味しさアピールは「照り」です。

シズル感とも言われ、料理のフレッシュ感やジューシー感を表現してくれます。


これだけ照り感をアピールされると、今すぐ食べたくなっちゃいますよね。

照りは光の当たったハイライトの部分なので、光の方向がポイントです。

光の当たる角度によってかなり印象が変わるので、一番映える場所を研究して撮りましょう。

人物+食べ物でストーリー性UP

最後は、人物も含めた撮影方法を紹介します。

人が食べるためものなので、被写体として入れるとストーリー性が生まれます。

背景がごちゃっとしたり片付いてない時に、人を背景にもってくるのもありです。


動きが入ることで、チーズがパスタに絡む濃厚さが伝わってきますね。

チーズやはちみつ、ソースなどは、そのまま撮るより食べる工程を見せる方が魅力的ですね。


人物を背景にしたとても良い例です。

手で持つことでバーガーの大きさ・ボリュームも伝わり、これからかぶりつくストーリーも想像できます。

さらにネイルが可愛いのもポイントですね。

顔を写さなくても、手元の動作が入るだけで写真が生き生きします。

せっかくなら料理だけでなく人物も入れて撮ってみましょう!

食事の記録を楽しく撮ろう!

いつもの食べ物の写真も、どんな構図を使ってどう見せようか考えて撮るだけで激変します。

今回紹介した構図やアイデアは難しいものではありません。

1つずつチャレンジしていると、いつの間にか自然と意識できるようになります。

そうなれば晴れて食事記録写真から卒業です!

自慢できる写真が撮れたら、インスタだけでなくフォトコンテストにもぜひ投稿してみてくださいね。

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