写真を撮るのが好きでも、そのためにあちこち行くと疲れる時もありますよね。
楽しかったはずの写真が苦痛になっては意味がないです。
じゃぁ、どこにも行かずインスタ映えする写真を撮るには?
ロケーションはあなたの自宅です。
おうちフォトを簡単にマスターしよう、が今回のテーマ。
自宅なら疲れずいつでも撮れる。
じっくり研究しながら写真と向き合えますよ。
おうちフォトって難しい?
映えるカフェや観光地に行けば、普通に撮るだけでおしゃれに見えることも。
でも自宅となるとそうはいきません。
実際インスタなどSNSを見ていると「惜しいな…」と感じる写真の本当に多いこと。
被写体は悪くなくても、撮り方一つで劇的に変わるからこそ難しいのがおうちフォトです。
具体的に惜しい例をあげると、
・とにかく暗いせいで台無し
・背景がごちゃついている
・光の加減(強さ・方向)がおかしい
・日常感が出過ぎ
こんな感じです。
外に行かないと撮れないスポットと違い、おうちフォトはいつでも撮れるからこそ難しい。そんなハードルがあります。
でも「素敵だな」「つい、いいねを押しちゃう」と思うおうちフォトもありますよね。
いくつかコツや注意点を知ることで、あなたのおうちフォトも変わります。
むしろ自宅だからこそ、いつでもできるし、じっくり研究ができる!
おうちフォトで撮影スキルがアップすれば、外での撮影にだって活かせるから一石二鳥です。
自宅のおしゃれスポットを探すコツ
「おしゃれスポットと言っても、私の部屋はおしゃれじゃないから…」と諦めていませんか?
どんな部屋でも魅せ方・撮り方しだいで「おしゃれスポット」が見つかるコツを2つ紹介します。
大切なのは「視点」と「光の使い方」。
まずは視点から。
いまいちだなー、普通だなーと思うのは、基本的に人の目線で撮った写真です。
見慣れた視点なので目新しさや驚きはあまりないでしょう。
例えば、
・立った状態での部屋の様子
・座った状態での食卓上
・料理している目線のキッチン
完璧に計算しているなら全然いいんです。
でもなんとなーくいつもの体勢でスマホを構えて撮りました。という写真は、なんとなく感がめちゃくちゃ出ます。
ということは「いつもの目線は避けよう」がコツ。
すぐ真似できる具体例をいくつか挙げてみます。
・いつもの目線から極端に上・下から撮る
一番簡単。新鮮な構図を見つけましょう。
おすすめは部屋全体を撮る場合。
上からの構図だと全体の雰囲気をより印象的に表してくれます。
また、ソファーなどの家具を床スレスレの下から撮るのも迫力が出ておすすめですよ。
・◯◯越しに撮る
植物越し、カーテン越し、椅子の背もたれ越しなどなんでもあり。
フレームのようにも使えます。
窓際など何気ない場所も、植物越しに撮るだけで一気にフォトジェニックに変身します。
・被写体と同じ高さで撮る
おすすめはキッチンやダイニング。
テーブルすれすれから、ご飯のお皿の真横から、料理中の食材にグッと寄るなどすると普段の食材が一気におしゃれに見えます。
次に「光の使い方」です。
おうちフォトで使える「光」は、窓からの自然光と蛍光灯などの人工的な光です。
まず自然光は万能。
被写体や室内を一番自然で魅力的に見せてくれます。
直射日光が強すぎる時は、レースカーテンが最高のアイテムになります。
光が柔らかくなり、ふんわり優しい雰囲気になりますよ。
いつものリビングも印象がガラッと変わります。
それ以外にも、朝日や夕日、射し込む角度で印象が変わるのも魅力です。
ただの床だって、朝日の力を借りれば一つの作品に!
人工光も使い方はたくさん。
蛍光灯、白熱灯、キャンドルなど色の雰囲気を簡単にチェンジできます。
特に小物を撮影する時は雰囲気がでておすすめです。
おうちフォトで気をつけるポイント
最後に、おうちフォトを撮る時気をつけるポイントです。
明るさ
どれだけ片付いてキレイな部屋でも、(意図せず)暗い写真だとびっくりするほど普通です。
逆に「いまいちだな」と思った写真でも、明るさを修正することでグッと垢抜けることがあります。
お手本はホテルや旅館の公式サイトのお部屋紹介の写真。
実際より良く見えることありますよね(笑)
カメラなら露出度を、スマホならカメラの明るさの調節方法をチェックしておきましょう。
背景
これは言わずとも、日常感が出すぎる背景はよくないのがイメージできます。
できればすっきり片付けて…と言いたい所ですが、難しいのも事実。
解決策としては「ボケ・逆光で隠す」です。
今のスマホは、被写体にピントを合わせるとふわっと周りをボカしてくれます。
コツは、被写体と背景(隠したい物)を遠ざけることです。
プロっぽい雰囲気にもなりおすすめです。
逆光は光に向かって撮影するときに使えるテク。
光に向かうと、基本周りは暗くシルエットになるので気になる場所も隠せちゃいます。
ただ被写体も暗くなるので、少し慣れも必要かも。
人物やペットは、逆光で髪などがふんわり柔らかくなるのでおすすめですよ。
自宅での時間を有意義に!おうちフォトに挑戦!
おうちフォトが上達すると、どこにも行かずにおしゃれな写真が撮れます。
それに練習も思い立ったらすぐできるのが魅力です。
今回は、おしゃれスポット探しには「視点と光の使い方」、注意するポイントは「明るさと背景」をご紹介しました。
「おしゃれ」と一口に言ってもいろんな種類のおしゃれがあります。
シンプル、華やか、レトロ、哀愁、和風などなど。
あなた好みのおうちフォトを目指してみてくださいね。