ピクルナ

撮影テクニック 2022.05.28

まるで写真館の仕上がり!?自分でもできる撮影テク&グッズを紹介

写真館で撮ったあの写真のクオリティ。 自分で再現できたら便利だしコスパもいいですよね。 今回は、自分で再現できる写真館風の写真を撮るコツを紹介します。 初心者さんでもできる撮影テクニックや便利グッズばかりなので、ぜひ真似してみてくださいね!

写真館で撮影した家族写真や記念日の写真。

あのクオリティを自分でもなんとか再現したい!

そう思ったことはありませんか?

プロが撮る写真ですが、工夫をすれば自分でも近づけることができちゃいます。

撮影での注意点や、あるとより便利な撮影グッズをご紹介します。

真似できるところからやってみてくださいね。

記念写真、証明写真は写真館で撮るべき?

あなたはどんな時に写真館で写真を撮りますか?

・成人式記念

・家族の集合写真

・マタニティフォト

・結婚記念

・子供の入学・卒業

・証明書用の写真

などなど、人生には節目節目で写真に残したいイベントがあります。

今はスマホで簡単に写真を残せる時代ですが、やはり写真館で撮るメリットは質の高さです。

「圧倒的プロの知識・経験・機材」で撮影してくれる。

その安心感は偉大です。

でも、ちょっとした記念やゆるめのイベントはどうでしょう?

そんな時、自分でも気軽に写真館のような写真が撮れたらステキですよね。

カメラ初心者でも真似できる撮影テクや便利グッズで、できるだけ写真館クオリティを再現してみましょう。

写真館の仕上がりを再現する撮影テク

では、写真館の仕上がりを再現する時に気をつけたい撮影テクをご紹介します。

写真館のような「パキッと鮮明」な写真を撮る時は、

①明るさ(光)

②ピント

この2点が一番大切です。

明るさ(光)

まず「明るさ(光)」について。

被写体の顔が暗くなっては台無しです。

以下の点に注意して構図や設定を作ってみましょう。

・太陽光の入る場所で撮る

写真館のような照明セットは難しいので、できるだけ明るい場所で。

たっぷり日差しが入る窓際がベストです。

・顔に影が入らない位置設定

被写体の前面からの光が最適です。

サイド・後ろの光源は、顔に影が落ちないよう注意。

必要であれば別方向からライトを当ててみましょう。

・レフ板を使う

真っ白なものなら何でもOK。

光を反射させるだけで顔周りがパッと明るくなります。

・キャッチアイで瞳をイキイキと

キャッチアイとは瞳に入ったハイライトのこと。

被写体の視線の先に、レフ板でもライトでも白いものを配置!

瞳に表情ができ魅力的に見えますよ。

「ピント」

次はピント合わせの注意点です。

・ピントは瞳が基本

よほどの理由がなければ瞳にピントを合わせます。

瞳がくっきり映るだけで印象は違います。

・f値は下げすぎない

f値を下げると、ピント位置から離れた場所はぼけます。

でも下げすぎて身体の一部や、後ろの人がぼけては台無し。

f値は6〜8程度を目安にして調整しましょう。

・屋外なら背景を適度にぼかす

屋外で背景がごちゃっとしている場合は背景をぼかしましょう。

その方が人物がくっきり浮き出てプロっぽい仕上がりになります。

・証明写真はパンフォーカス

パンフォーカスは全てにピントが合っている状態を言います。

証明写真の場合、極端に身体の一部がぼけていると認められないことも。

ピントの確認はしっかりしましょう!

あると便利な撮影グッズを紹介

次は、持っているとさらに撮影が便利、楽になるグッズたちを紹介します。

レフ板

写真館の仕上がりには必須なレフ板。

ただしっかりした製品を購入する必要はありません。

真っ白で光を反射すれば、画用紙やノートでもOK。

色の付いたものは写真の色味に影響してしまうので、真っ白なものにしましょう。

三脚

じっくり構図やピントを合わせるのに三脚は便利です。

逆に動きのある撮影やお子さんの撮影など、自分が動く必要がある場合は三脚なしの方がベターです。

もちろん自撮りにも必須!

自撮りの場合は、ゴリラポッド式だとさらにカメラを自由に設置できます。

巻きつけたり、段差のある位置にセットしたり。

ゴツめの製品を選ぶとカメラが安定して使いやすいです。

リモートシャッター

自撮りは人に見られないから恥ずかしくないし、納得いくまで撮れるのがメリット。

でもいかに自然に撮れるかがポイントです。

リモートシャッターがあれば、自撮り感をなくして自然に取ることができます。

ただ、シャッターと同時に撮れてしまうと、やはりちょっと不自然。

カメラのセルフタイマーとの合わせ技が便利です。

10秒など長めのタイマーにしておくと、シャッターを押してからポージングする余裕が生まれます。

記念写真を自分の手で!

思い出に残したい家族の写真、証明写真を自分で手軽に。

写真館風の写真が自分で撮れると、コスパもいいしカメラの腕も上達します。

また今回紹介した便利グッズは、普段の撮影でも使えるものばかりです。

1つは持っておいて損はないのでこの機会にぜひ。

これで次の機会には「私が撮るよ!」と自信を持って言えますね。

ここで紹介したテクをさっそくコソ練してみてくださいね!