ピクルナ

撮影テクニック 2021.12.04

カメコン【動物を愛でたい!写真コンテスト】みんなのコンテスト紹介

写真好きなら一度は気になるコンテスト。でも、初心者にはハードルが高い! カメコン「みんなのコンテスト」は、ユーザー企画の気軽なコンテストです。 今回はついつい撮ってしまう動物がテーマの過去コンテストを紹介。 あなたもコンテスト開催してみませんか?

カメコン」は誰でも無料で参加できるフォトコンテストサイト。

経歴も問わず、使う機材も自由なので、スマホでも気軽に参加できる特徴があります。


その中でも「みんなのフォトコンテスト」は、ユーザーが自由に企画するコンテスト。

自分の興味のあるテーマがあれば投稿もできるし、もしなければ自分でコンテストを企画することもできます。


今回は過去のみんなのフォトコンテストから、ついつい撮ってしまう「動物」がテーマのコンテストを紹介します。

人気の動物写真コンテスト〜なぜ人は動物を撮ってしまうのか〜

写真が趣味ではない人でもついつい撮ってしまうのが動物の写真です。

なぜあんなにも人は動物に惹かれるのでしょうか?


ペットを飼い始めた瞬間に、一眼レフ一式買い揃えた人。

SNSの投稿がペット一色になった人。

あなたの知り合いにも1人はいませんか?


今回は王道のわんこ・にゃんこ、そして鹿(!)の3本立てで動物作品を見てみましょう。

まっすぐな瞳がたまらない“★愛犬★ベストショット★”

まずは「★愛犬★ベストショット★」コンテストから。

ペットとして飼われることの多いわんこは、忠誠心が高く、純粋でまっすぐな瞳がたまらない魅力です。

そして比較的カメラを向けても怖がることが少なく、撮影しやすい動物でもあります。


最初の1枚は、calancolonさんの「また一緒に走れたら

ドッグランに行ったものの誰もいなくて、飼い主さんと一緒に走った時の1枚だそう。

目線の先にはきっと大好きな飼い主さんがいるんですね。


動いている時はブレないようシャッタースピードを速く設定しましょう。

明るい屋外ならブレにくいのでおすすめです。


次はy.camegramさんの「風に吹かれて」。

何とも言えない表情がたまりません。

心地よい風を感じながら何を見ているのでしょうか。


小型犬だからこそ下からのアングルがなかなか新鮮です。

構えるのは大変ですが、できるだけ同じ目線か、下からの撮影にも挑戦してみましょう。


3作目はカズさんの「僕も撮って」です。

ふわっと白っぽく優しい雰囲気の作品。


後ろから光が当たる逆光で撮影すると、毛がキラキラふんわりと表現できます。

主役のわんちゃんが暗くならないよう明るさにも注意しましょう。

鋭い目つきにメロメロ?“野良猫コンテスト”

次は犬と並ぶ人気の猫。

猫の中でも孤高の存在の野良猫がテーマの「野良猫コンテスト」です。

家猫とは違う野生(半野生?)ならではの魅力をご紹介します。


まずは金賞受賞作、用水路のかばさんの「大好きなあの子」です。

よく出会う推しメンの野良猫さんなのでしょうか。


「何見てんねん」みたいな愛想ゼロの表情が、逆に一部の猫好きに刺さるのでしょう。

慣れた間柄だからこそのリラックスした表情がいいですよね。


次は、にしおさんの「眼光炯々(けいけい)」です。

この眼光は…やってますね何かを。間違いなく。

只者ならぬ只猫ではありません!!

家猫はこの表情はしなさそうです。


また黒猫や黒犬は、何も考えず撮ると黒い塊になってしまうので注意!

こちらは上手く左側から光が当たり、毛並みの立体感とともに凄みを増す効果が出ています。


最後はにーじさんの「おひとり様ねこ

前作とは違いのんびりおひとり様を楽しむにゃんこ。


野良猫は警戒心が強い場合もあるので、無理に近寄るのはNG。

遠目から望遠で狙うのがおすすめです。

撮られていることを感じさせない距離なら自然な表情を撮ることができるかもしれません。

奈良では定番?!“鹿コンテスト”

最後に紹介するのは「鹿コンテスト」です。

被写体はズバリ奈良公園でおなじみの鹿!

こんなピンポイントなコンテストがあるのも、ユーザー企画のあるカメコンだからこそです。

知られざる鹿の魅力に迫りましょう。


金賞受賞作、コンタさんの「若草山」。

鹿といえば奈良。

奈良市を見下ろす若草山からの風景です。


街全体がオレンジに染まる美しい夕暮れ。

仲睦まじい様子は親子鹿でしょうか。

動物を撮るとなるとどうしてもメインに持っていきがちですが、こんな素敵な魅せ方も参考になります。


次はtomotann70dsさんの「物思いにふける鹿」です。

白っぽく淡い色に、ふわりとボケた背景。

物思いにふけっている様子を上手く表現した1枚です。


鹿ももちろん毛皮を持つ動物。

光の調節をすることでふわっと暖かい感じにしたり、キリッとクールに見せたりできます。


コンテストには受賞作以外にもたくさんの鹿写真が投稿されているので、ぜひご覧くださいね。

動物撮影は技術もいいけどタイミングが命

動物撮影で注意したいことはたくさんありますが、初心者さんでもできることがあります。

下手するとプロより良い写真が撮れることかも?

それは技術ではなく、タイミングや動物との関係性。

人物撮影のようにきっちり作り込もうにも動物は自由です。

いつも逃げる野良猫が近寄って来てくれた、絶好のポイントに鳥が止まっている。

そんなチャンスを逃さないこと。

そして人間との関係性も大切です。

ペットの写真を誰より上手く撮れるのは飼い主さんなんですよね。

信頼している人に向ける表情や仕草はきっと写真にも表れます。


初心者だから、いいカメラがないから、などと思わず、好きな動物を心を込めて撮ってみましょう。

コンテスト企画もぜひお待ちしています!