ピクルナ

カメコン 2022.01.22

【スイーツ撮りに挑戦】カメコンのカメラ女子向けおしゃれ写真紹介

誰でも気軽に応募できるフォトコンテスト「カメコン」。 今回は「スイーツ」をテーマに、コンテスト入賞作・撮影者を紹介します。 冬本番のこの季節。 あったかいおうちやカフェで食べるスイーツは格別です。 できればちょっと凝って撮影もしてみませんか?

誰でも気軽に参加できるカメコンのフォトコンテスト。

今回は「スイーツ」をテーマにした「映えスイーツコンテスト」入賞作品をピックアップし、受賞者の他の作品も紹介します。

あったかいおうちやカフェで楽しむスイーツ、最高ですよね。

ちょっと凝って撮影も楽しんでみませんか?

艷やかな王道スイーツプリン“昔ながら”

最初に紹介するのは、八雲さんの金賞受賞作“昔ながら”です。

つやっつやのプリンと重厚感ある食器。

アクセントにはさくらんぼの赤。

そして背景にはふんわり玉ボケが美しい作品です。

思い切り主役のプリン以外をぼかしているので、全体がすっきりとまとまっています。

プリンの艶感を表現するのに光の当たり方も大切です。

ツヤっとハイライトが入ることで、プリンや生クリームが輝いて見えますね。


八雲さんの愛機はCANONのEOS R。

インスタ(@y.cloud__8/)には女性のポートレートを始め、スイーツ、お花の作品がたくさん投稿されています。

全体的にちょっとレトロでしっとりした質感の作品が多く、どこかみていて懐かしさを感じる人も多いのではないでしょうか?


こちらは暖色系でまとめているので、先ほどの作品とはガラッと印象が変わって見えますね。



こちらも美味しそうなチョコケーキとカフェラテ。

左側から光が当たっているので、右側との明暗の差ができているのも注目です。


横からの光(サイド光)は作品に立体感を表現する効果があります。

全く影なしにするのもアートっぽくて良いですが、影をうまく使うのも大切です。

真横から、少し角度を付けて…などいろいろ試してみましょう!

冷たいスイーツを照らすあたたかな光“キャンドルとピンス。”

次は、おっちさんの「キャンドルとピンス。」です。

ピンスとは韓国版かき氷スイーツ。

かき氷の上にフルーツや小豆、アイスが盛り付けられたボリューミーなかき氷です。

韓国ではお店によっても味やトッピングに特徴があり、年中人気のスイーツだそうですよ。

柔らかい光につつまれた、優しい雰囲気の作品です。

言われないとキャンドルまでスイーツなのかな?と勘違いしてしまいそうな可愛さ。

冷たいスイーツなのに、キャンドルの光であたたかさを感じます。


先ほど「光の向き」が大切とお話しましたが、光の種類も重要。

光の種類によって同じものでもかなりイメージが変わります。

赤みを帯びた夕日に照らされると世界は赤く染まるし、蛍光灯の下では青白く見えますよね。

シチュエーションによっては「赤み」を出したいのに青っぽく映る、もしくは逆の場合もあると思います。

そんな時はカメラのWB(ホワイトバランス)項目をチェック!

本当にガラリと印象が変わるので、いろんなパターンで撮ってみて自分の好みを見つけましょう。


おっちさん(@ochi415)の作品はポートレートや和を感じさせるものがたくさん。

ふわりと儚い印象のものから、キリリとパンチのきいた作品まで幅広く目を奪われます。



ふわり系もキリリ系も、色の表現が美しくついつい見てしまいます。

ポージングや構図の参考にもなるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

自分で作ればなお美味しい“白イチゴのタルト”

最後は空雅(そらあ)さんの「白イチゴのタルト」です。

こちら空雅さんの手づくりタルトだそうです!

作って、盛り付けて、撮って、食べて…と何回も楽しめるお菓子作り。


主役(この場合はタルト)を撮る時、全てを収めようとするとイマイチになることがあります。

もちろん料理の記録としてなら全体を収めたいところですが、おしゃれな感じを出したいなら、大胆に見切れさせるのがポイントです。

ちょびっと見切れると「あれ…入らなかったのかな?」と思われてしまうので大胆に!

苺が主役!と言うならいっそ苺にググッと寄るのもあり。

全体を無難に収めるより、艶々の苺をアップにした方が印象に残ります。


空雅さん(@soraa_photo_34)の作品は、透明で幻想的な世界観を持っています。

お花や夜景を撮る方はぜひ参考にしてみてください。



どれも現実なのに、夢でみたようなうっとりする風景ばかり。

日の丸構図好きと公言している空雅さんの作品は、日の丸でもどこか一工夫ある構図作りが多く、思わず見入ってしまいます。

寒い冬はおうちやカフェでぬくぬくスイーツ♪

スイーツは映えの代名詞でもありSNSには大量に流れてきます。

少しコツを押さえて撮ることで、埋もれず見てもらえる可能性もアップしますよ!

スイーツ撮りのコツは

  1. 光の種類にこだわる→太陽光がベスト!WB設定もいろいろ変えてみて!
  2. 光の当たる向きにこだわる→サイド光は立体感が出て◎影もうまく使おう。
  3. 全体を収めようとしない→主役にグッと近づいて強調。その他は大胆に切る!

の3つです。

是非参考にしてみてくださいね。

寒い日が続きますが、スイーツやあったか飲み物でほっこりした時間を過ごしましょう。

皆で持ち寄っておうちカフェなんかも楽しそうですね!