camecon(カメコン)は、写真が好きな人なら誰でも参加できるフォトコンテストです。
公式コンテストだけでなく、ユーザーが企画したコンテストも開催されて大変盛り上がっています。
ここではそんなカメコンのコンテストから「未受賞作品」に絞って作品を紹介します。
惜しくも受賞を逃した作品にもぜひ見ていただきたい作品がいっぱい。
今回は「海外で撮影」した作品から厳選しました。
ぜひご覧ください!
心震える異国の風景作品
人を感動させるのはなんと言っても異国の風景。
風景を撮る時は、広角レンズがあると迫力のある風景が撮れます。
どうしても写真に撮ると「実際の半分も魅力が伝わらない、なんで?」と思うことありますよね。
それは人間とカメラの見える範囲(視野角)が違うからです。
見渡す限りの絶景をそのまま残すことはできませんが、できるだけ視野角(カメラで言う画角)の広いレンズで撮るのがポイントです。
では、最初に紹介するのは「#STAYHOME また行きたい旅行先」コンテストから、名無しさんの「天空鏡」です。
南米にあるボリビアのウユニ塩湖で撮影された1枚。
雨季の塩湖の水面に空が写り込んだ絶景。
リフレクション(反射)撮影ですね。
風のないときを狙って撮ると、もはや空と陸の境目が分からないほどに。
次も同コンテストから、asamiさんの「カナダ バンクーバーの水面反射」です。
こちらは同じリフレクションでも大都市バンクーバーのビル群です。
これだけ見事に波がない瞬間を狙って、しかも夕方の絶妙な色味を出せるのはお見事です。
最後は「海外フォトコン」から、くまたいさんの「人々を惹きつけるワイキキの夕日」。
南国ワイキキのヤシの木と人々をシルエットで写した1枚。
印象的な空の色と夕日のグラデーション。
他は全てシルエットにしたことで空の色が引き立ちます。
異国情緒あふれる建物作品
次は海外の建物をメインとした作品をご紹介します。
今回の建物作品は全て「#STAYHOME また行きたい旅行先」コンテストからご紹介します。
まず1枚目は、arisaさんの「光の下で」です。
ヨーロッパのベルギー、アントワープにある聖ジョージ教会。
日本では見られない荘厳な教会建築は圧巻の一言です。
朝日の射し込む教会がオレンジ色の光で満たされていて、狙って撮ったのかと思いきや…。
なんとarisaさん、路面電車を乗り間違えた先でこの教会に出会ったそうです。
寄り道、乗り間違え、迷子が思いもしない出会いにつながる。
旅はそんな出会いがあるから魅力的なんでしょうね。
屋内での撮影はWB(ホワイトバランス)によってかなり雰囲気が変わるので、自分のイメージに合わせて調整してみましょう。
次も同コンテストから、Ryo-sukeさんの「おしゃれな路地」。
ここはシンガポールのハジレーンという通りです。
通りのお店がそれぞれ個性的なデザインで、若者注目のショップやカフェが集まっているんだそう。
他にもシックなイラストや、白黒の大人っぽいデザインなど。
ガラッと違う雰囲気のお店もあるので、自分の好みのお店を探すのも楽しそうですね。
3枚目も同コンテストから、makotohondさんの「NYC Wall Street」。
アメリカ合衆国・ニューヨークのウォールストリートでの1枚。
前の2枚とはガラリと変わって、超高層ビル群の写真です。
ともすればどの国でも似たような写真になりそうな所、中央にはためくのは星条旗。
もう間違いなくここはニューヨーク!と分かる構図が素晴らしいです。
迫力あるビル群をあえてモノクロ風にしたことで、鮮やかな星条旗が際立っていますよね。
国が違えば食も違う、食べ物作品
最後はやっぱり気になる海外の食文化です。
おすすめは地元の市場や露店。
料理ももちろんですが、見たことのない食材がダイナミックな売られ方をしていることが多く見ているだけでも楽しめます。
まず紹介するのは「#STAYHOME また行きたい旅行先」コンテストから、なつさんの「メルカート」
こちらはイタリア、フィレンツェにある小さな市場だそうです。
トマト、トマト、トマト…。
トマトだけでもこんなに種類があって、よく見ると色も形も様々です。
どんな味がするのか、どんな料理に使うのか考えながら見ているだけでも楽しそう。
インドの南に位置するスリランカのキャンディという地域の市場です。
ディスプレイや配置の仕方が、日本とはまるで違うのが海外の市場の楽しいところ。
店員さんのゆる〜い感じも土地柄を反映していていいですね。
最後は「あの日の思い出ごはん」コンテストから、ゆうさんの「グアムでの食事」。
ハンバーガーは日本にもあるメニューですが、写真を撮る時は海外ならではの盛り付けや店内の様子に注目しましょう。
日本とは違ったちょっと大胆な盛り付けや、ファンキーな壁のイラスト。
テイクアウトして街並みと一緒に撮るのもおすすめです。
旅立てるその日まで万全の準備を!
海外は身近なものだったかつての週末海外旅。
そんな日常が突然なくなってしまう、そんな経験を私達はしてきました。
また自由に海外に行けるなら「いつか行きたい」「もう一度行きたい」場所があるはず。
カメコンのコンテストにはそんな素敵な海外写真がたくさん投稿されています。
受賞作はもちろんですが、未受賞作品もそれぞれの思いがこもった作品ばかり。
あなたの思い出の1枚、とっておきの1枚があればぜひコンテストに応募してみてください。