断捨離ブームが来てから、物を減らして身軽に生きる生活スタイルが注目されています。
「ミニマリスト」「終活」などの言葉も一般的になりましたよね。
物を減らす時に大きなハードルになるのが思い出の品です。
もちろん残すか処分するかはあなたしだい。
もし、思い出の品の扱いに困っているなら、ぜひこの記事を読んで前向きな断捨離を!
思い出の品を断捨離できない原因は?
そもそもなぜ思い出の品は断捨離しづらいのでしょうか?
「思い出があるから。」
もちろんそうなのですが、ではなぜ思い出があると手放せないのか。
それは、もう二度と手に入らないものだからです。
例えば、小さい頃に描いたお母さんの似顔絵。
それ自体はただの絵です。
でも成長してしまったあなたは、過去に戻って絵を描くことはできないから手放せないんですよね。
思い出があるのはステキなこと。
でもそれが断捨離の大きなハードルになっています。
断捨離=罪悪感な人はこう考えよう
きっとこれを読んでいる人は、ものを捨てるという行為に対して
「罪悪感がある」「後悔しそう」
そんな不安があるはずです。
不安なあなたに送りたい考え方が3つあります。
- 長い人生、全ての思い出を置いてはおけない
- 思い出は物ではなく心に残る
- 物は劣化する
たくさん物を残しても、それを見て思い出にひたることはほとんどありません。
むしろスペースを占領していくのを見るたび、また「罪悪感」に悩むことになります。
そして大切に保管していたとしても、物はどんどん劣化します。
特に紙物は破れたりカビが生えたりと、保管も大変です。
それなら、思い出すきっかけだけ残して断捨離した方が気持ちもスッキリ。
そのきっかけとして今回「写真」という方法を紹介します。
思い出の品をステキな写真で残す方法
「思い出すきっかけ」を残す方法はとても簡単。
思い出の品を写真に残してから断捨離するだけです。
この方法のメリットは以下の通り。
- 写真は増えても場所を取らない
- いつでも見返せる
- 簡単に共有できる
- 劣化しない
ただ捨てるだけではないので、罪悪感が減って手放しやすくなるという声も多いこの方法。
ぜひ試してみてください。
思い出の品を撮る時のコツ
特に撮影の決まりはありませんが、できれば窓際など明るい場所ですっきりした背景で撮りましょう。
背景を統一しておくと見返したときに思い出の品が際立ちます。
時間がない人にもおすすめなのが、その日の断捨離の記録として捨てたものをまとめて記録しておく方法。
撮影した写真がそのまま断捨離日記になるので、モチベーションアップや断捨離仲間との共有も簡単です。
洋服、コスメ、などジャンルごとに写真をフォルダ分けしたい場合は、1品ずつ撮るようにしましょう。
思い入れのある物は、感謝の気持ちを込めて思いっきり凝った写真にしてしまうのも楽しいです。
アナログ写真の整理方法
また、断捨離できない思い出として多いのが「アナログ写真」です。
その多くが分厚いアルバムに入っていたり、整理しきれず放置されているのではないでしょうか。
捨てづらい思い出の代表ですが、写真は保管が大変です。
黄ばんだり色あせたりは当たり前。
アルバムに入れていないと、写真同士がくっつくこともあります。
水気も大敵!
大量のアナログ写真こそデータ化して残すことをおすすめします。
でも適当に写真を撮ると、ゆがみや照明の反射でなかなか上手く撮れません。
そんな時便利なのがデータ化専用のスマホアプリです。
アプリの指示通りにアナログ写真を撮ると、色味やゆがみ、反射を上手く補正してデータ化してくれる優れもの。
無料でも十分使えます。
「フォトスキャン by Google フォト」(→Android版・→iOS版)は無料かつシンプルで使いやすい上に評価も高くおすすめです。
「Adobe Scan」(→Android版・→iOS版)も同じく無料で写真のデータ化ができるアプリです。
こちらは文字の含まれる書類や名刺、手紙、年賀状などのデータ化におすすめです。
PDF化できるので、後から文字だけ取り出すのも便利!
撮った写真もそのままじゃダメ!
写真に残した物やデータ化した写真は、ぜひオンライン上にバックアップしましょう。
GoogleフォトやAmazonPhotos、iCloud、OneDriveなど、たくさん無料で使えるツールがあるので使いやすいものでOKです。
バックアップにもなる上に、データの共有もしやすくなります。
昔の写真は家族や友達と共有すると喜ばれますよ。
バックアップ用のストレージサービスに関してはこちらの記事でも詳しく解説しています。
→アマゾン?グーグル?あなたにぴったりの写真管理用ストレージサービス4選
断捨離のモチベを上げつつ記録もするなら、インスタ利用もおすすめです。
特に「#断捨離記録」のハッシュタグは毎日たくさんの投稿で盛り上がっています。
自分も参加しつつ、断捨離仲間も作れそうです。
後から見返せば、インスタが思い出アルバムになりますね。
こんな風に加工してインスタにアップするのも楽しいです。
断捨離が継続できないという人は、「#一日一捨」のタグを付けて毎日の習慣にしてしまいましょう。
写真を上手く使ってすっきり断捨離ライフ!
断捨離を進めている人でも手を付けづらい思い出の品。
毎回見て見ぬ振りをしているのも地味にストレスですよね。
迷っているなら、ぜひこの機会にごっそりと片付けてしまいましょう。
写真を撮って「これでいつでも見られる」と思ったら、意外とすんなり手放せるものです。
感謝の気持ちを持って見送ることは、何も悪いことではありませんからね。
便利なアプリやインスタをうまく使いながら、楽しく断捨離を進めてください!